前回の記事では、日本にいながらいかにフィンランドを楽しみ、そして就職した後になぜフィンランドに来ることになったのかを話しました。
今回はフィンランドに渡航して感じたフィンランドの実際の暮らし、出会った素敵なフィンランド人たちについて詳しく話していきます!
私はAuPairはフィンランドについてから申請をしました。ですのでビザのことが完全に終わるまで特に働けなかったので結構自由時間がありました。
因みに住む場所はホストファミリーの事情で別の住居の部屋に住むことになっていました。
今回はその自由時間でどんなことをしていたかお話します。
とにかく友達作りを頑張った
最初の1週間くらいは家に引きこもって「家快適~!」とか言ってたんですが、引きこもってた上に自炊の料理も大体芋とパン、適当な安い野菜ばっかりだったので体調悪くしました。(涙)
「さすがにフィンランド来てこの体たらくはダメだ!」
と自分に喝を入れて、まずは毎朝のジョギングを習慣にしました。
さらに「せっかくフィンランドにいるし時間もあるから友達を作ろう!」と意気込み言語交換アプリやマッチングアプリ、Meetup(近くの地域のコミュニティを探せるアプリ)で友達に慣れそうな人を探し始めました。
日本語がペラペラなフィンランド人
日本武道のクラブの集まりで出会った日本語がとても上手なフィンランド2人。高校の時に日本に留学してたのでめちゃくちゃペラペラでした。
自分はバーにかなり苦手意識を持っていたんですが、友達が「大丈夫大丈夫!フィンランド人と一緒ならなおさら!」とおすすめしてくれて行きました。
実際想像してたクラブ(DJがいて「うぉううぉう、ぷちょへんざっぷ」してる)とは違い非常に落ち着いていて楽しかったです。
二人とも日本語ペラペラすぎて日本人と話している気分でした。(笑)
カフェで会ったアニメ好きのフィンランド人
言語交換アプリでお互いにアニメ好きで話が合いそうということでカフェ・アアルトで会いました。
本屋が併設されており非常に落ち着いた空間でした。
呪術回線が好きらしく呪術回線の話で盛り上がりました。
呪術回線で誰が好きなの?
ナナミン好きだよ~。
私もナナミン好き!かっこいいよね~。
その後もお互いに好きなアニメの話をして、別れました。
初対面でしたが非常に落ち着いていて話しやすかったです。
日本大好きフィンランド人
このフィンランド人も日本の文化やアニメが大好きで呪術回線の話をしたり、日本のおすすめの観光地の話をしたりしました。
ちょうどクリスマスが近づいているシーズンだったということでグロギ(Glögi)を注文。
これはフィンランドでクリスマスシーズンでよく飲まれるホットワインですが、めちゃくちゃ美味しいです。
寒くなったらこれが恋しくなります。
この友人は私と会って数か月後に実際に日本に観光に行って沢山写真を共有してくれました。
あわせて読みたい:「【全まとめ】実際に食べたフィンランドの美味しい料理・デザート・飲み物30選!」
料理が得意なフィンランド人
言語交換アプリで日本にいた時からチャットをしていた人です。
お互いに料理が好きということでフィンランド料理のサーモンスープとマッシュドポテト、ミートボールを食べました。(もちろんコケモモジャム付き!)
この時に初めて本場のサーモンスープを食べました。
この時にディルの美味しさにようやく気づきました。もっと早く知りたかった!と思える位美味しかったです。
日本にいた時から仲が良かったフィンランド人
タンペレに住んでいる友人で、私が日本にいる時はよく電話をしてお互いに日本語とフィンランド語を勉強していました。
ちょうどクリスマスシーズンでクリスマスマーケットをやっていたので一緒に訪れました。
手編みのニット帽や美味しそうなチョコレートが並んでいて、クリスマス好きな私としてはかなりテンションが上がりました。
土日に彼の家に泊まってので翌日は公衆サウナへ。
森と湖しかない所でとてもリラックスできました。
サウナではおじさんやおばちゃんが多くて、自分がフィンランド語を話すとフレンドリーに話しかけてくれました。
「もう湖には飛び込んだの?」とおばちゃんに訊かれ「行きました!気持ち良かったです~。」と返答したら「Erinomaista!(素晴らしい!)」と言ってくれました。(笑)
またフィンランド人らしいおじさん、いわゆる真顔で無口な人が「サウナでは皆平等だからね。」と一言言ってくれたのも印象的でした。
フィンランド語を通じてローカルの人と楽しく話ができて、とても充実した時間になりました。
一緒にゲームを満喫したフィンランド人
こちらもタンペレの友人です。
またもやバーに行きました。しかしこれは単なるバーではなくゲームバーです。
お酒を注文して好きなゲームをプレイできます。
でっかいスクリーンでサッカーのゲームしてる人がいたり、ゲームで白熱して汚い言葉を冗談で言ってる人もいて楽しかったです。(笑)
そして、タンペレにあるゲーム博物館にも行きました。
実際にプレイできる古いゲームが沢山あり、昔のドンキーコングのゲームを一緒にやりました。
その後はタンペレにあるおすすめのカフェにも行き、美味しいワッフル料理を食べました。
フィンランド語を学んで得たこと
フィンランドの友人ができた
もちろんフィンランド語が喋れなくても友人はできます。
しかし、相手の母語であるフィンランド語を話せると距離感がぐっと縮まるのが経験的に分かりました。
それだけ相手の母語を話すというのは交友関係において大事だということです。
フィンランドの文化をより深く知ることができた
フィンランド語を学ぶとフィンランド語独特の表現や四季に関わること、面白い慣用句など文化に関わることを多く知ることができます。
フィンランド語が頭に入っているとフィンランド独特の文化も自然と理解しやすくなります。
また、フィンランド語を勉強していると、特に若い人の中でFワード(つまり汚い言葉)がよく会話で使われるのも気づくことができます。(笑)
フィンランド語を勉強していなかったら知らなかった情報が沢山あり、フィンランド語を学ぶのは文化を知る上でとても有益だなと感じました。
ローカルの人と話せた
サウナで話しかけられた時もそうですが、ローカルの人と現地の言葉で話せるとそのコミュニティに溶け込めるのでとっても楽しいです。
たとえペラペラでなくても、簡単な挨拶を知っておくだけでも良いんです。
相手の文化に敬意を払い、コミュニケーションを取ろうとする姿勢がローカルの人にも伝わり受け入れられます。
ローカルのフィンランド人に話すことは、きっと忘れられない良い経験になりますよ。
あわせて読みたい:「[フィンランド語]基本の挨拶から便利なフレーズを40個紹介!」
これからやりたいこと
フィンランドに来てみて、キャラクター(マリオやポケモン)や日本の文化(食べ物や武道、手作りのもの)などがやっぱり人気だなと肌で感じることができました。
そこから自分でこういう仕事作れるかもといくつかアイデアが浮かんできました。フィンランド人と相談しながら少しずつ自分の仕事を作っていきたいと思っています。
そのためにも必要なのは語学力。フィンランド語と英語をしっかり鍛えていきます。
フィンランド語を数年前に学んだ頃には想像もつかないことをしています。
今後も大変なことはあると思いますが、自分なりのキャリアを若いうちに築くためにこれからも努力していきます。
このブログではフィンランド語に関する情報を分かりやすく、面白くまとめています。
ぜひ興味があれば他の記事もご覧になってください。
ここまで私の長~い話を読んでくださりありがとうございました!
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