5月になり、ようやくTシャツでも過ごせる気温になってきました。
暗く寒い冬が長い分、フィンランド人は晴れた日には友人や家族、恋人と一緒にピクニックへ行きます。
忙しい仕事から離れ、大切な人と自然の中で穏やかな時間を過ごすピクニックは心を癒してくれます。
私は日本にいる時はピクニックには行くことは稀でしたが、5月になり既に2回ピクニックに行きました。
今回はフィンランド人がどのようにピクニックを過ごしているかを写真付きでシェアします。
私が今回行った場所は「Roihuvuoren kirsikkapuisto(Roihuvuori Cherry Tree Park)」という場所です。
私が行った1週間前には花見イベントが開催されていました。
公園内には鯉のぼりがあり、少し懐かしい気持ちに。
日本でも最近はあまり見ないですよね。


最初に公園内を散歩したのでその風景を紹介していきます。
ここでは家族や友人で集まり会話を楽しんでいます。1人で、というより2人以上で花見を楽しんでいる人ばかりでした。
この日は天気がよくマリメッコのドレスを着ている人もいて、とても素敵でした。
私もフィンランドに来て「マリメッコって結構いいじゃん…!」と思い始めてきたので次のピクニックの時には着て行きたいです。

桜の木の前で友人と写真を撮っていたり、小さな子どもが綺麗な桜の花にはしゃいでいたりして、とても可愛らしかったです。
少し歩いていき、公園の奥に行くと夜に見ると怖いポニョの絵や謎のディズニーキャラクターのタワーがあります。(笑)


これだけはかなり謎でした(笑)
公園はそこまで大きくないので1周回るのはそこまで時間がかかりません。
そして私たちも座る場所を見つけ、ランチを食べま始めました。
一緒に行ったフィンランド人がコロッケやみたらし団子など日本の料理を用意してくれました。(うれしい!)
コロッケがとても美味しく、フィンランド人も「これは結構良くできたわ~。」と言って、一緒にぺろりと完食してしまいました。

フィンランド人と雑談をしながら、桜を眺めている人たちや子ども達がサッカーを楽しんでいる様子を見ていると、ゆっくり時間が流れているような感覚になりました。
私が日本にいる時はどうしても一人で過ごすことが好きだったので、家でダラダラしたり買い物に行くくらいしかしていませんでした。
ただ、こうやって誰かと一緒にピクニックに行くと、自然がどれほど心を穏やかにしてくれるのか、友人や家族と休日のゆっくりした時間にコミュニケーションを取ることがどれほど大切かを改めて考えることができました。
5月1日の祝日Vappu(ヴァップ)でも家族や友人とピクニックに出かける人が多いですが、こうやって自然の中で誰かと時間を過ごす時間を大切にしているからこそいい関係を築き、幸せを感じられるのだと思います。

5月は少しずつ暖かくなってきてピクニックをする人が多くなります。
もしフィンランドに来てピクニックを楽しみたい方は5月に来ることをオススメします。
私もこれから、まだまだピクニックを楽しみます!
もしフィンランドのリアルな暮らしの情報が知りたい方は他のブログ記事もチェックしてみてくださいね。
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